事業計画

平成30年度事業計画

 国土強靭化計画や改正担い手3法などにより、建設業を取り巻く状況は徐々に変化しつつありますが、生産年齢人口の減少が進む中、建設業が将来にわたり社会資本整備の担い手としての役割を果たし、課題となっている技術・技能者の確保・育成をしていくためには、経営基盤の強化・経営の安定化が何よりも重要であります。

 地域建設業は、社会資本の整備・維持管理はもとより、除雪や災害対応の最前線で活躍する地域の守り手であり、それぞれの地域の町医者として、住民の安全・安心を守るとともに、地域経済の下支えを担っています。
地域建設業が、担い手の育成・確保を図り、地域に根ざした役割を果たし、発展していくためには、安定的かつ持続的な事業費と受注機会の確保、そして、利益率向上などを求めていく必要があります。

 当面、補正予算でのゼロ国債の確保、また、平成30年度予算においては、当初予算において公共事業費の大幅な増額と共に、平成29年度当初予算と同様、ゼロ国債分が措置されるよう要望してまいります。
 後志地域の主要施策である北海道横断自動車道黒松内・余市間については、共和・余市間の工事が進められているとともに、事業化が決定している倶知安・共和間についても着工に向けた準備が進められております。
 地域建設業者が安定的かつ継続的に工事に参画できるよう要請するとともに、ICT土工等技術力の向上に努めてまいります。
 また、黒松内・倶知安間の整備についても、所要の手続きを進めていただけるよう、引き続き要望してまいります。

 泊原子力発電所関連での避難道路整備については、平成27年度から工事が進められておりますが、早期整備について要請するとともに、地元建設業者の受注機会の拡大について引き続きお願いしてまいります。
 このほか、ニセコ地区国営緊急農地再編整備事業や塩谷・島牧各防災事業の円滑な推進を求めていくとともに、地域住民や道路利用者から強い要請があります道路補修、除排雪などの維持管理に要する経費の大幅な増額を要望してまいります。

 以上、懸案である主な事業についてお示ししましたが、経年による老朽化が著しい社会資本の点検・整備・補修・補強等に要する経費の計画的な計上を求めていくとともに、私達の生活に必要な道路・河川・港湾・水産基盤等の社会資本整備についても関係機関への要望活動を行い、後志を安全で活力ある地域となるよう最善の努力をしてまいります。

 また、近年は、台風や大雨などによる自然災害が多発しております。
 大規模災害時にあっても、地域社会から求められる応急復旧や2次災害の防止などの活動を迅速に行うため、「災害時事業継続計画(BCP)」の運用や、「おたる災害駆けつけ隊」の行動により、建設業の社会的使命を果たすことができるよう努めてまいります。
 更に、当協会のホームページの充実を図り、社会資本整備の必要性や建設業の役割を正しく理解していただけるよう活動内容を発信してまいります。

 地域建設業は、地域の安全・安心を守るとともに地域の活力と雇用を支える、なくてはならない基幹産業であります。
 この自覚と誇りをもって、建設業界の置かれている難局を乗り越え、次の重点項目に沿って事業を進めてまいります。

 

重点項目

1.後志地域における社会資本整備に関する予算の安定的確保及び事業の要望活動
2.入札契約制度の抜本的改革に向けた要請
3.公共工事の適正積算と早期発注・適期施工に関する要望
4.道路の維持・保全に必要な経費の確保についての要望
5.建設技術者の技術力向上及び建設業労務管理の指導推進
6.技術・技能の担い手確保・育成に関する取り組み
7.「おたる災害駆けつけ隊」の災害発生時における緊急復旧活動についての取り組み及び
各種防災訓練への参加
8.建設業の役割に関する戦略的広報についての取り組み
9.若手経営者の育成
10.労働安全・交通安全対策の徹底

 

 

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